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エチオピア自転車部アワサ本部


エチオピアのアワサで、自転車と共に過ごす日々を、部誌っぽく綴っていきたいと思います。
by masayoshio_derosa
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ニャンジャカルサ

今日は朝からホストファミリーの家へ。日曜なので、村の広場ではマーケットが開かれていて、すごい人でした。
ちなみに、昨日ミツバチに刺された左手はめっちゃ腫れて、熱を持ってました・・・どうやら日本製の蜂よりも毒性が強いか、自分の体内にはこっちの蜂に対する抗体があまりないかのどちらかのようです。小さい頃に、日本の蜂にはひとしきり刺されたのに・・・
ホストファミリーの家に行くと、ちょうどマーケットに出すトウモロコシと豆?の計量を行ってる所でした。家の外に子供がいっぱいいたんで、紙飛行機作ったり、折り紙のカエル作ったりしてました。カエルはいまいち分かってもらえませんでしたが、紙飛行機は大ブレイクしました。

ニャンジャカルサ_c0224255_035321.jpg




で、若者に村を案内してもらって、カフェで朝食にコーヒーとビスケットを食べた後、マーケットへ行ってみました。
その結果、予想以上に外国人が珍しかったらしく、マーケットに入った途端、視界に入るほぼ全員(100人以上?)が一斉にこっちをガン見・・・写真を撮ろうものなら、全員こわばった表情で、さらにこっちをガン見・・・
って感じでした。
でも、子供達はもうすっかり懐いて、歩く時には手を繋ぐし、カメラを構えたら周りからもワサワサ寄ってきて、「撮って撮って~」って感じになってました。

ニャンジャカルサ_c0224255_0475648.jpg


家の中でお昼ご飯をごちそうになってたら、窓枠に張ってある日よけのビニールを破って家の中を覗き込んだりなど、初日が信じられないくらいのフレンドリーっぷり。

ニャンジャカルサ_c0224255_0321872.jpg



その後も日が暮れるまで村を歩き回ったりして、2日目も終了しました。
この村の夕日は、本当にすごくきれいだったのがとても印象に残っています。この日は、一面の草原に沈んでいく夕日をずっと眺めていました。

ニャンジャカルサ_c0224255_048542.jpg


ここの風景は、日本にいた頃に思い描いていたアフリカに一番近い気がしました。でも、正直言って、飢えや貧困っていうイメージは受けませんでした。
確かに電気・ガス・水道は無いし、はだしの子供もいました。
でも、朝早くから活動するから夜はすぐに寝るし、炭火焼きのおいしい食事がいつもあったし、村の各所には井戸や川がありました。
あと、めっちゃ暑くて靴は蒸れるだけだから、はだしの方が楽かも・・・って思い、ほぼサンダルで過ごしてたし、道の各所にあるウンコ(ウマ、牛、ヤギのもの)が無かったら、自分もはだしで過ごしたかったくらいです。ちなみに大人は皆靴はいてました。
砂漠地帯を除いて、アフリカは基本的に肥沃な土地で、田舎だとその辺の道沿いににアボカドとか、バナナとかの各種果物が自生してるから、適当にそれらをもいで食べて、皮はその辺に捨ててって感じです。
日本にいた頃、アフリカっていうと、飢えというイメージを少なからず持っていましたが、それが思い違いだったんだと思い知りました。
思っていたよりもずっと、アフリカは凄く広いです。
ひとくくりせずに、ちゃんと向き合わないと、何も見えてこないような気がしました。
by masayoshio_derosa | 2010-02-14 00:29 | JICA
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